拍動性の耳鳴り

耳鳴りには大きく分けて「自覚的耳鳴」と「他覚的耳鳴」の2種類が存在しますが、これは他人に聞くことができる耳鳴りか否かで区分しています。

しかし、他にも耳鳴りには種類があるのです。

ここでは、「拍動性の耳鳴り」について紹介していきましょう。

拍動性の耳鳴りとは!?

耳鳴りというと「キーン」という音や「ピーッ」といった音がするということは良く知られていますが、中には「ドクドク・・・」と脈を打つような拍動性のある音がするという方も存在します。

拍動性の耳鳴りとは、その名の通り拍動性のある音がする耳鳴りのことを指し、一般的には「他覚的耳鳴」に部類されます。

症状としては、前述したように「ドクドクドク・・・」と心臓の鼓動に合わせて脈を打つような拍動性の音が耳鳴りとして聞こえてくるのが特徴でひどくなるとめまいや吐き気といった症状が現れる場合はあるものの、耳鳴り以外の自覚症状はないという方も珍しくありません。

拍動性の耳鳴りの原因

心臓の鼓動に合わせて脈を打つような拍動性のある音がする拍動性の耳鳴りですが、その原因は何なのでしょう。

拍動性の耳鳴りの場合、原因は大きく分けて2つ挙げられます。

1、病気が隠れているケース

拍動性の耳鳴りが起こる原因の一つとして挙げられるのが他の病気が隠れている場合です。
ではどういった病気の可能性があるのでしょう?

  • 動静脈奇形・・・毛細血管を経ず、直接動脈から静脈に血流が流れ込む病気
  • グロームス腫瘍・・・良性腫瘍。頚静脈球部又は中耳に発症する病気
  • 頭蓋底腫瘍・・・血管腫、髄膜腫、聴神経腫瘍など
  • 良性頭蓋内圧亢進症・・・肥満女性に多い傾向のある病気
  • 動静脈瘻・・・頭部の動脈と静脈が短絡してしまう病気

頭部や耳の病気がほとんどですね。

他にも、高血圧や頭蓋内圧亢進症、甲状腺機能亢進症などが原因となるケースもあります。

2、原因不明

上記で紹介しているような病気は見つからなかった場合、原因不明と診断されるケースもあります。

但し、原因不明といっても拍動性の耳鳴りが症状として挙げられる病気に該当しなかったというだけで首や耳周辺の筋肉の凝りが影響していたり、ストレスが影響しているケースも少なくありません。

拍動性の耳鳴りを改善するには!?

心臓の鼓動に合わせて拍動性のある音が聞こえてくる拍動性の耳鳴りですが、どうすれば改善することができるのでしょう?

拍動性の耳鳴りの場合、その裏に大きな病気が隠れているケースも珍しくありません。
もちろん、病気ではないというケースも少なくありませんが、拍動性の耳鳴りがある場合は念のため、病院で一連の検査を行ない必要に応じて治療をしていくことが最適だといえるでしょう。

また、検査を行なった結果、病気が見つからず原因が分からなかった場合、ストレスが影響しているケースも珍しくありませんので、ストレス解消に努めたり、生活習慣の中でリラックスする時間を作るなど工夫することが大切です。

他にもツボ治療や鍼灸治療も効果的だと言われています。

原因が分からない=治らないと決め付けず、少し視点を変えて改善を目指すことも耳鳴り改善に良いといえるでしょう。

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