耳鳴りの病院での治療について

耳鳴りの症状が続くとやはり何か身体に問題があるのではないか?と心配になってしまうものですね。

耳鳴りが病気のサインとなっているケースもありますので、一度は身体に異常がないか検査する方が安心だといえます。

ただ、耳鳴りの症状にお悩みの方の中には、病院で検査をしても特に病気は見つからず耳鳴りの症状だけが続いているという方も少なくありません。

このように、耳鳴りの症状が続く場合、治療を行うことはできるのでしょうか?
また、具体的にどういった治療法があるのか?
詳しく見ていきましょう。

耳鳴りの治療

一口に耳鳴りの治療といっても方法は、複数存在します。
もちろん、耳鳴りが他の病気によって起こっているものである場合には、その原因となる病気の治療を行ないますが、ここでは他の病気が原因となっていない場合、耳鳴りの治療にはどういった方法があるのかを紹介していきましょう。

薬物療法

耳鳴りの治療でまず始めに行なうのが薬物療法です。
患者さんの状態を見ながら医師が判断しますが、抗不安薬や抗うつ薬、局所麻酔薬、副腎皮質ホルモン剤、血流改善薬、血管拡張薬、ビタミン剤などが使われることが多いですね。

心理療法

耳鳴りの症状にお悩みの方の多くは、心身のストレスを抱えていると言われています。
ストレスが引き金となって起こっているケースはもちろん、原因不明の耳鳴りによって更にストレスが大きくなってしまう方も少なくありません。

心理療法では、カウンセリングを始め自律神経訓練法やバイオフィードバック療法といって血圧や心拍数、筋肉の緊張などの生理機能を測定したものを音や画像などの情報に変換し、患者さんに知覚してもらうことで、心身の状態を自分の意志で制御するという治療法などを行ないます。

理学療法

通気療法や低周波、電磁波、レーザー、マッサージや鍼灸など患者さんの状態や様子に合わせて治療を行なっていく方法です。

自律神経の乱れが原因となっている方には特に効果的だと言われています。

電気刺激法

電気刺激なんて聞くと少し怖いイメージを持たれがちですが、この方法は、耳鳴りの症状がある患者さんに対して、意図的に電気刺激を加えると同時に高周波の音楽を聞かせます。

こうすることで脳の状態がリセットされる為、耳鳴りの症状が徐々に緩和されていく場合があるのです。

電気や高周波など、良く分からないけれど何となく抵抗があると考える方も少なくありませんが、感電してしまう程の電気刺激を加える訳ではありませんし、身体に負担が掛かる程の高電圧は使用しませんので、安心して下さいね。

その他の治療法

他にも「TRT療法(耳鳴り再訓練療法)」や手術といった治療法も存在します。

TRT療法(耳鳴り再訓練療法)について

耳鳴りの手術について

自分に合った治療法を・・・

耳鳴りの治療をされたことのある方の中には、一つの治療法しか行なわずに「効果がなかった」と諦めて治療を止めてしまう方も珍しくありませんね。

確かに、多くの場合、身体に不調が現れると「病院へ行けば治してもらえる」と当たり前のように期待して受診しますし、治療を行なっても改善されなければ「ダメなのか・・・」と諦めてしまいがちです。

しかし、耳鳴りの場合、原因が定かでないと何故、耳鳴りが起こっているのか?医師もはっきりと知ることができない訳です。

要は、治療を行ないながら患者さんの様子や変化を見て、豊富な知識と経験の中から手探りで改善法を探しながら治療しているということですね。

その為、一つの方法で改善されなかったからといって諦める必要はありません。

Aという方法で改善されなかったら、Bという方法を試してみる、Bという方法で改善されなかったら今度はCという方法で試してみるというように、医師と相談しながらご自身に合った治療法が見つかるまで色々試してみるのも改善を目指すにはとても大切なことなのだと言えるでしょう。

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