耳鳴りと難聴

耳鳴りの原因は様々ですが、原因の一つに「難聴」が挙げられます。

難聴というと、音が聞こえにくい病気という印象を持たれている方が多いですが、実は難聴患者さんの約50%は耳鳴りの症状に悩んでいると言われているのです。

では具体的に難聴とはどういった病気なのか?
またどういった治療を行なうのか?
詳しく見ていきましょう。

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難聴ってどんな病気!?

難聴とは、簡単に言うと「音が聞こえにくくなってしまう病気」をいいます。

難聴=音が聞こえなくなってしまう病気と認識される方も多いのですが、全く聞こえない訳ではありません。

音が聞こえにくい症状の他にも耳鳴りや難聴の種類によってはめまいなどが起こるケースも少なくないのです。

ここでは、耳鳴りを伴う難聴として代表的な2つの難聴を紹介していきましょう。

1、突発性難聴

突発性難聴とは多くの場合、突然、左右どちらかの耳に激しい耳鳴りや難聴(聞こえにくい)といった症状が現れる病気をいいます。

はっきりとした原因は分かっていませんが、ストレスや過労などが引き金になっているのではないかと考えられており、性別男女問わず誰にでも起こり得る難聴の一つです。

また、人によっては耳鳴りや難聴以外にも回転性のめまいを訴える方も少なくありません。

2、老人性難聴

内耳にある感覚細胞といって音を感じる器官は、加齢と共に数が減少します。

その為、高齢になってくると感覚細胞の減少によって音が聞こえにくくなってしまうことがあり、こうした症状を老人性難聴といいます。

老人性難聴を発症すると始めのうちは高音が聞こえにくくなり、症状が進むにつれ中音、低音へと聞こえにくい範囲が広がっていくのが特徴です。

また、難聴と共に「キーン」という高音の耳鳴りを伴うケースも多く、左右どちらかというよりは両耳に起こるケースが多いと言われています。

難聴の治療

難聴が原因の耳鳴りであることが分かったら、次に気になるのは治療法ですね。

難聴の場合、難聴の種類や患者さんの状態によって治療法が変わってきますので一概に「こういった治療を行ないます」と断言することはできません。

ここでは、あくまでも一例として「突発性難聴」と「老人性難聴」に絞った治療法を紹介していきましょう。

1、突発性難聴

突発性難聴の場合、その原因は明らかになってはいない為、原因に対する明確な治療というのは行うことができません。

但し、突発性難聴に有効な治療法として薬物療法が一般的だと言われています。

医師や患者さんの状態によって、処方される薬剤も変わってきますが代表的なものとして

  • ビタミンB12・・・内耳に有効なビタミン
  • 脳循環改善剤・・・内耳の血行不良を改善
  • ステロイド剤・・・急な神経麻痺(神経のむくみ)を改善、感染症に対する抗炎症作用

などを処方されるケースが少なくありません。

2、老人性難聴

老人性難聴の場合、その原因は加齢によるものである為、生理的現象として残念ながら一般的には治療対象とならないのが現実です。

但し、音が聞こえにくいことに対する対処法として、補聴器の使用や耳鳴りの対処法としてTRTといって耳鳴りの音を脳に意識させないよう順応させる治療法を行なうことは可能です。

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